所在地
佐賀県伊万里市大川町山口字内山
大川町には寛永、享保の昔から焼かれたという、たくさんの窯跡があります。 そして今なお、唐津焼に最適の優秀な陶土が豊富に埋まっています。この優秀な陶土を生かして、川原の神谷窯の古唐津の伝統を再興しようとして始められたのが、この唐津陶苑です。
昭和二十四年、天皇陛下ご来県の際、唐津においてこの窯の製品をご使用賜わり、無上の光栄に浴された、ということです。
昭和二十三年四月二十四月設立、同年十二月二十一日、火入式挙行、株主は、 古館九一、古館正衛門、鶴田 満。
指導者は、元九大講師、金原陶片の各氏。
おもな製品は、茶器、花器、壺等です。 現在の経営主は鶴田芳郎氏・豊己氏です。
唐津海苑 日在窯
大川町誌より